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素直に原題をそのまま書き下した邦題をつければいいのに
なにやら身も蓋もないというか
情緒感も含蓄もへったくれもないようなサブタイトルをつけるよなぁ
と思うのは毎回のことなわけで。


第二十八集 掘墓鞭尸
~復讐鬼伍子胥


楚へ進行した呉軍は漢水にて
令尹・嚢瓦の率いる楚軍と決戦を迎えた。
陸路にて急激に進攻した呉軍を目の当たりにして嚢瓦は慌てふためくが、
申包胥が策を講じ、呉軍を挟撃すべく別働隊を率いて陣を発った。
しかし功に焦る嚢瓦が先走ったためこの作戦は失敗。
楚軍は惨敗し、漢水を突破した呉軍はそのまま連勝して楚の都へと進撃。
都を蹂躙した。

たのしそうですね

先王の妻で、かつて秦から嫁いで来て
伍子胥一家の転落の一因となった絶世の美女・伯嬴を
呉王闔閭は自らのものにしようとするが、
伯嬴はそんな闔閭の目の前で自刃する。

一方、執念で平王の墓を探し当てた伍子胥は死体を引きずり出し
嬉々として腐敗しかけた死体を鞭打ち続ける。

「これはクリ○ンの分!」
…なーんて空気の読めない茶化しはいくら私でもしないですよ(してるじゃねえか)


孫武の制止も耳に入らず、申包胥の制止も火に油を注ぐばかり。
ついに伍子胥の手を止めたのはかつて彼を助けたあの漁師の声だった。

オッチャン あいかわらず癒し系だ

孫武から呉王に撤兵を決意させることができるのは
自分だけだと告げられた伍子胥は、
獄舎へ行き申包胥を脱獄させる。

どうしてこうなってしまったのかなぁ…

申包胥は苦難の道のりを経て秦へと辿り着き救援を求めた。
秦哀公は呉楚の争いに巻き込まれまいと静観しようとするが
飲まず食わずで宮廷の前に座り込む申包胥の決意の固さについに負け
10万の大軍を楚に差し向ける。

君ね、困るんだよ、そういう風に座り込まれちゃうと。ここ公共の場なんだから。
(またしても空気の読めない最低の茶化し)


これを受けて楚の呉軍は
故国で内乱が起きていたこともあり、
十ヶ月近く占領していた楚から撤兵したのだった。

----------------

・「復讐は蜜の味」なんて誰が言ったんだろうか。
復讐すべき相手が死んじゃった今となっては
死体を鞭打ったところで何にもならないのだった。

・苦労の末に楚を滅ぼすことに成功した伍子胥だったが
うーむ… この人の復讐自体、十分正当なものだと思える
つまり「復讐する権利がある」と思えるだけに
なんかもうひたすら悲しくなってしまうというか、
痛々しいというか、、
そもそも仇討ちされる側であるはずの父ちゃんは
こうなることを避けたくて
自分の命を国に捧げていたのだというのが
なんと因果なことか。

・そんな復讐ストリームはひとまず終わったのだけれど…
闔閭は昏君街道まっしぐらだし、
伯否の小人めは恩知らず野郎な上に
この調子で存分に主君を堕落させてくれそうなのが目に見えてるし、
孫武と伍子胥はどうなってしまうのだろうか…

・特に兵法オタクの良識人孫武は
別段なにか思うことがあるわけではなく
頼まれて加入したというのに
上の人はあまりにアフォだし
頼みの綱のはずだった伍子胥も復讐で目が血走ってるしで
さんざん苦労したのであった。

・申包胥も申包胥でまた
この人も言ってることは正論なのだから
ほんとうに困ってしまう。
そもそもの諸悪の根源というのは
平王と費無极なんだが…
はあ、やれやれ。
しかしそそのかされる平王も悪いが
そそのかした費無极のほうが罪は重いと思うので、
結局こいつがのうのうと墓の下で眠ったままというのは納得がいかんな@@

・やはり前回と繰り返しになるが、
漁師のオッチャンの生き方や考えに象徴されているように
恩も怨みも引きずっても幸せにはなれないということなのかも知れんなぁ。

・ところで今回はかつて百里爺が言ってた
唇と歯のはなしが言及されてましたね。
こうして実際に目撃してきたできごとというのが
また同じ作品内の別の人物によって話されているのを見ると
ちゃんと時代が続いているひとつの世界の中の物語なのだなと納得して
うれしくなってしまう。
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