祖廟の秋祭りにかこつけて慶封に呼びつけられた斉の四大臣は
その機会に慶封を暗殺しようと企んでいた。
しかしこの計画は察知されており、
その場に現われたのは慶封の弟・慶舎のみ。
そして四大臣の一人、田無宇もまた姿を現していなかった。
こうなったらヤルしかないと大臣たちの合図に応じて兵がなだれ込み
廟の中は慶舎の手下も入り乱れての大乱闘が始まった。
祭壇の下に逃げ込んだ景公は同じくそこに隠れていた晏嬰と共に
冷や汗をかきながらことの成り行きを窺う。
冗談かと思ったらほんとに隠れてた人たち四大臣の鮑国によって慶舎は殺され、
その鮑国はどさくさに紛れて残る二人の大臣に殺され…
こっちがききたいわそして彼らもまた姿を現した慶封によって殺される。
最後に隠れていた田無宇が慶封を刺し、この内乱は終結を迎えた。
めでたく平和が戻ったかに思えた斉の朝廷であったが
相国となった晏嬰は過去の不吉な予言について景公に話す。
田氏の末裔がやがて斉を滅ぼすというのだ。
この予言は田無宇に対する潜在的な恐怖を景公に植え付け
そして田無宇はまた私財を民によく施したため人心を得ていた。
景公は田氏を警戒するべく三人の勇士を手元に置くのだが、
諫言を聞かなかったため晏嬰に見捨てられて田舎に帰られてしまった。
不安で夜も眠れなくなった景公は自ら晏嬰を迎えに行き
晏嬰はまた景公の下に戻った。
ありていにいうと「アフォの相手はしませんよ」てことねさて、斉に楚から親善の使者がやってきた。
しかし使者の物言いに腹を立てた三勇士が怒り出したため
その場は晏嬰の取り成しで使者は一時楚へ帰国。
後日、晏嬰が使者として楚に赴くことになる。
小男の晏嬰を見くびる楚霊王に対し
おっさんなぜ和睦の使者にけんか売りますか晏嬰は機知に富んだ返答でやり込め、逆に感服させるのだった。
さらに三勇士を疎ましがる景公に対し晏嬰は一計を案じる。
同盟成立の祝いに楚霊王が斉に来た際に特別な桃を用意させ…
だまされてますYO!
ガリガリッ まずい! もう一個!二つ残して「功を立てた者に与える」と三人に与えたため
もらいあぐねた公孫接がこれを恥じて自刎。
残る二人の義兄弟も後を追った。
なにも死ぬこたねーじゃねーか間もなく晋が斉に攻めて来た。
「晏子えも〜ん、なんとかして〜!」
「も〜、景太くんは仕方がないな〜。」三勇士を失った景公は焦るが晏嬰は代わりに田仲禺を推薦。
しかしこれもまた田氏の者ということで
景公はやがて田仲禺を免職してしまい
田仲禺は失意のため病死してしまう。
景公に予言を話し田氏を遠ざけさせた晏嬰をなじる田無宇だったが、
晏嬰は国王を戒め、田無宇に民を慰撫させる目的で
この予言を利用したのだとはじめてその胸の内を明かしたのだった。
きみの生まれの不幸をのろうがいい----------------
・晏嬰って人は身長が140cmくらいしかなかったそうで、
あちこちでチビっ子扱いされてるのも納得である。
それにしてもこの人もまたこれまでの誰とも違った
独特なキャラクターがとても面白い。
基本的に間違ったことはやらないんだけど
結構黒いんだよな〜(笑)
・そしてすっかりドラ○もんとの○太くん状態の主従にもワロタ。
晏嬰ちびっ子だからさらにハマってるし…
途中まではアンタが余計な予言なんか教えるから…と突っ込みたかったんだが
最後の最後でまたやられた。
ぜんぶ計算済みだったとは。
このド○えもん、やはりただものではなかった@@
・邪魔になったのでサクっと排除された脳筋軍団の三人は
まあなんとも見事な空回りっぷりというか
義兄弟の契りノリで三人そろって自爆しちゃったのは
笑うべきなのか哀れむべきなのかわけがわからなかった。
・今回出てきた楚の霊王は
また突然目の前でとんでもない光景が繰り広げられて
困っちゃうよという感じであったのが笑えたが、
この人は庄王の数代後
時間にするとだいたい五十年ちょっと後に王位についてたようだ。
てことは前々回までのエピソードから
それくらい後の時代の話ってことだな。
・やはり何度もナレーションで語られているように
春秋も中期になって
このように突出した人材というのは
王様よりもむしろその他の人々の中に
ぽんぽこ現われだしたということだな。
なかなか興味深い。