晋文公(重耳)が即位してまもなく
周の王室では反乱が起き
天子・襄公は国を追われていた。
秦穆公、晋文公は共にこれを諸侯の中で覇を唱える好機と捉え
天子を助けるべく軍を興した。
しかし穆公は領土の地理的問題から文公に東進を阻まれ
結局、この覇権争いは文公が勝利をおさめた。
オメーその解釈はこじつけにもほどがあるだろー衛、曹を落として積年の恨みを雪ぎ、
そんなはなし 今回はじめてきいたぞいよいよ上り調子の文公の前に
最後にして最大の障壁として楚成王が立ち塞がる。
成王は文公の力を知っていたため戦いを避けようとしたが
将軍・子玉は頑として抗戦を主張し
両軍の戦いは避けられぬものとなった。
俺たちの勝ちっす お告げっす もうバッチリっす
だからお願い、静かに寝かせてくださいよ国王
ほんと頼むっすよ 明日も早いんすから文公はかつての約束通り三度撤退した後に衛の城濮にて陣を張り
自分にはもう後はないという重圧と戦いながら
この戦に勝利を収め、覇者となったのだった。
どこの悪の組織だよあんたらは--------------
・復讐大会のはじまりはじまり〜
てな具合にいまや大陸全土の有名人となってしまった重耳が
ようやく力を手に入れてあちこちへ突き進む話でした。
でもやはり何と言うか、どこか影を感じてしまうのは
歳をとって杖までつくようになった重耳の老い
つまり先はもう長くないというのを意識させられちゃうからなんだろうなぁ。
・屁理屈と詭弁に屈してしまい
チャンスを掴み損ねた穆公は哀れだ。
やはりこの人の最大のミスは
あんな因業な妻を迎えてしまったことか。
重耳も悪い奴ではないんだが、
どちらかというとこの人のほうが魅力的に見えるだけに
不憫で仕方がない。
まあ、後の世のための基盤をしっかり残したという点では
必ずしも無為に才能を発揮できずに終わったってわけじゃないんだろうけど。
・ようやく五鹿へ戻ってきたら
すでにあのじいさん二人は亡くなっていた、
しかも晋軍と戦って死んだ…というのは
なんともしんみりというか、業が深いというか…
ここは音楽の演出効果も大きいな。
・曹滞在時の「辱め」事件って
風呂に侵入してきたところを
重耳パンチでドゲシとやっつけたので終わりだと思ってたんだけど、
どうやらそうではなく
みんなの前でハダカにさせられた挙句に
肋骨をツンツンされてたという事実があったらしい。
聞いてないぞ(笑)
・現在の情勢は、やはり周がまず権威として存在し
それを諸侯が奪い合っている…という状況だというのが
今回で改めて確認された。
要は実質的な力はもうない周天子なんだけど
大義名分の旗の役割をしているというわけだね。
・楚の成王は前に宋の襄公をケチョンケチョンにしたあの人だよね。
いつの間にかこの方もずいぶん歳をとったようですが
南方ってことで他の人とは違った風貌はちょっとカッコいいな。
結局いいところなしで終わってしまったが。