東周列国・春秋篇13

これまたほとんどのドラマにあてはまるんだけど
地味に音楽が良い。
特にコレはメインテーマが一つあって
それをアレンジしたのが何度も劇中で使われるので
そういうパターンは個人的に大好きなのだ。

第十三集 重耳砺志
〜重耳起つ


狄の国で穏やかな日々を送っていた重耳は
スデに五十五歳になっていたのだが、
とち狂った弟・晋恵公こと夷吾から刺客が送られ
難を逃れて流浪の身となることに。

オレオレ、オレだよオレ。腹減っちゃってさ。飯おごってくれない?

その日の餓えと渇きを凌ぐことすらままならぬ状態で
重耳は四人の臣たちと旅を続ける。

天意なんすよ 国がもらえるんすよ
だからこれ以上無駄なことして体力使わないでくださいよ公子
こっちも疲れてるんすよ



きゃーっ!

最終的には斉に流れつき、
一行は食客として手厚く迎えられた。
さらに斉恒公の娘・斉姜を妻としてもらい
安寧の日常に埋没して行く重耳であったが
世の情勢はそれを許さなかった。
斉国内でクーデターが勃発、恒公が殺害されてしまったのだ。
今の状況から飛び出すことを躊躇する重耳を前に
斉姜は臣たちが彼を運び出せるように酔いつぶれさせ
スパイをやっていた侍女を殺し
さらに夫の未練を断つために自ら命を絶った。

恨むっつーの

斉を遠く離れた後に目覚めた重耳は激怒するものの
真相を知り、初志を貫き通すことを天に誓った。

クスン みんなズルイよ

その後もさらに各地を転々とする重耳であったが
それらの苦労は逆に彼を鍛え上げ
さらに強くすることとなったのである。

「辱め」ってソレかよ!!!

------------------

・重耳立志編…というわけで
涙ナシには見れぬ今回であった。
やっぱ苦労を重ねてこそ人は大成するんだよなー。

・これまで少しずつ描かれてきた重耳が
ここへきてようやくメインにフォーカスされたわけですが、
この人本人もそうだけど部下たちもなかなか良い感じで面白い。
調子の良い男・狐毛とかビックリスープの忠義の人・介子推とかね。
この四人は最初に国を追われた時から公子とずっと一緒だったのよね。

・そしてまた女たちも今回は夫が苦労人だけあって
それが引き立つかのように出来た人ばかりだ。
袋入り嫁さんは悲劇の運命の手始めとして
いきなりSATSUGAIされてしまったが、
ところで後をお願いされた子供たちって
結局狄に置いて来ちゃったの??

・斉姜も一緒に行ってあげればいいのに…とは思ったのだが
やっぱり女人を連れて放浪をするのは
絶対的に足手まといになってしまうからということなのかな。

・あと今気付いたんだけど恒公ってあの管仲の主の恒公か!
それに最後にナレーションで出てきてた宋の襄公ってのも
あの仁義バグの襄公なのね@@
この辺、まっすぐ先に向かって時代が流れてるわけではなく
同時代の横のつながりでリンクしてるから
ちょっと混乱するな@@

・そんな感じで今回はさらにタメの回だった。
いよいよ次回が重耳飛翔編ということか。わくわくだ。


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コメント
多少の脚色はあるとはいえ
これが史実だというのがまず驚きなんですが、五十五歳になってから刺客に襲われて放浪ー>苦労の末やっとたどり着いた斉で落ち着いて暮らそうとしたら、五年でまた放浪することにって、そりゃ誰だって”もうやだ”と思うでしょうね。

しかし、物凄く遅咲きの人ですよね、重耳って。
>苦労を重ねてこそ人は大成する
もちろんこれには、ちゃんと苦労を自分の糧にするだけの器量があればの話で、逆に変な風にねじ曲がっちゃう人もいますしね〜(と尋秦記を見た時に持った感想をちょっと思い出したりしました)
by: うちゃ * 2008/07/21 16:09 * URL [ 編集] | page top↑
>うちゃさん
年を取ってから大成する遅咲きの人そのものってことなら
歴史を見てもそんなに珍しくはないんですけど、
この年までずっと、(浮かび上がるまでの間)ほぼどん底を歩み続けた人ってのは、
たぶんそうそういないですよね。

>逆に変な風にねじ曲がっちゃう人
まあ、アレとコレでは性格的な差も大きい気もしますが(^^;
でも仰る通り、艱難辛苦や周りの人の期待というのを
きちんと自分の中に受け止めて、前向きに進む力にできるというのが
やはり重耳の非凡さなんでしょうね。
by: Manbo * 2008/07/21 17:23 * URL [ 編集] | page top↑

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