晋献公の娘・伯姫は秦の穆公に嫁ぐことになった。
あいもかわらず占いマニアそれに先立ち、晋は対立していた號・虞両国のうち
虞が號を裏切ったことを利用してこれを滅ぼした。
さて、伯姫は秦に嫁ぐにあたり
捕えられた虞公の臣・百里奚を奴隷として連れて行きたいと願い出た。
……。彼女は百里奚の才覚を知り、これを夫に献上しようと考えてのことだったのだが
そんなことは周りも知らない百里奚は奴隷扱いされた挙句に逃亡。
望郷の念に捕らわれてさすらった末に楚へと流れつき
馬飼いとなっているらしいことが突き止められた。
「もう自殺なんてするんじゃないぞ!」「クスン…」さっそく百里奚を迎えるべく密かに楚へと人が遣られ、
百里奚は不必要に注意を引かないために羊の毛皮五枚で買い取られた。
秦へと連れて来られた百里奚はそれと知らずに穆公本人に歓待され…
とりあえずたべるもんねそして百里奚と直接話した穆公はその才に感じ入り
国老として迎え入れたのだった。
みんながいきなり歓声上げるからビックリして
すいませんまちがえましたもう帰りますって…
どんだけかわいらしいんだあんたは@@--------------
・百里爺、百里を行くの巻。
いやー、すごい、何ですかこの萌え爺は。
やることなすこと、いちいち仕草がかわいらしすぎ。
小動物みたいだ。
・台詞を喋る場面はかなり少ないんだけど
そのぶん言葉以外のところで演技してるんだよな。
ばあちゃんと息子の再会を見て
自分の妻と子供のことを思い出しちゃうとことか。これは良い。
そして何やら話を求められるとエヘンと咳払いしてもったいぶるところも良い。
今回はこの爺を見てるだけで楽しかった。
・そして穆公もまたイイ。
冒頭の挿話が例の、後の馬酒兵というやつなのね。
コッソリ百里奚をもてなすところも良いし
嫁さんと話してても言葉の端々に頭のよさがにじみ出てて良いぜ。
・にしても伯姫め、「奴隷として連れて行きたい」
ってのはあくまで口実なんだから
国を出たならもうちょっとちゃんと扱ってあげなさいよ(^^;
アレじゃ下手すりゃいつ途中でのたれ死んでてもおかしくなかったぞ…
・てなわけで今回は妙に牧歌的というか童話的な劇伴曲とあわせて
かわいい百里先生を存分に堪能できたのであった。
やっぱドロドロした話より
こういう心温まるような話がいいのよ。
・ところで献公は意外なことに健在だったわけだけど
驪姫はあのあと普通にサックリと処分されちゃったんだろうか??