斉恒公亡き後、公子昭を即位させることに成功した宋の襄公は
すっかり調子に乗って恒公の後を継いで諸侯たちの盟主になるつもりまんまん。
とりあえず大義名分と仁義のお題目をふりかざしてブイブイ言わせてみるものの、
南で勢力拡大している楚は言うことを聞かないばかりか
他の連中まで楚にビビって尻尾を振ろうという動きまである始末。
そこで楚の力を利用して
他の諸侯に言うことを聞かせてやろうという作戦に出た。
みんなのためにパーティーの準備がんばったのよ礼儀や格式、位といったものの力を信じて疑わない襄公は
事前の集まりにおける楚王の下手に出た態度を見てすっかり満足してしまうのだが…
腹芸のこまかいおっさんであったいざ諸侯が一同に会し盟を結ぶ場面になると
たちまち楚王は本性を現わし、宋襄公を押しのけて自ら盟主の座についた。
だからなんかミョーにかわいらしいというか
保護欲をそそるんだよな、このお方は(笑)これまでのやりたい放題のおかげで誰にも助けてもらえず
とっ捕まった襄公であったが、
公子目夷の機転と魯候のとりなしによって何とか無事解放された。
うえーん、みんなーその後、襄公はこの一件の復讐をすべく
手始めに楚に味方した鄭に攻め込むのだが、当然楚の援軍が来た。
寡勢の宋軍を率いる目夷は
楚軍が河を渡る隙を突いて攻撃を仕掛けることに勝機を見出そうとするのだが
攻撃の瞬間に襄公が合図の太鼓を止める。
仁義バグ発動渡河の最中に攻撃をするのは卑怯であり仁義にもとるとの襄公の主張に
目夷は開いた口がふさがらず
視聴者の我々も口がふさがらず
結局、当たり前のように宋軍は敗走する羽目になったのでした。ちゃんちゃん。
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・いやー、なんつーか、
襄公のクオリティの高さをまじまじと見せ付けられたって感じ(笑)
この人はなんというか
性善説…とは違うんだが、
世の中に存在している既存の価値観、道徳観、礼儀
そういったものが絶対的であると信じている人であり
誰もが自分と同じようにそれらを絶対的であると思っているということを疑わないというか
根本的に悪い人間というわけではないんだけど
あまりにもそれらのものを信じすぎているというか
まあありていにいうとアホだ(笑)
なんか、なんとなく頭が弱くて憎めない守ってあげたくなる殿様…という
家来の気持ちはよーくわかるんだが、
基本的にアホなので上に立つ人間としては
はた迷惑以外の何者でもないというのがまた…(苦笑)
・そういう感じなので、捕まった後で助かったあたりは
本当にああよかったですねーという風にホロリとしてしまうのだが、
その後の戦場でのアレは本当にモニタの前であごがあんぐりと開きました(笑)
すいません、正直、舐めてました(−入−)
・でもこんな感じに意固地になると絶対に話を聞かないアフォって
結構現実でも覚えがあるのでやたらリアルだ。
・要するに実力主義の戦国の世では
やっぱこういう人ではやっていけないという話ですな。
平和な時ならまあいいんだろうけど。
こういうパターンって割と多いんだよなー。
・ところで魯といえばこれまでは
嫁さんを斉のシスコンに盗られた挙句SATSUGAIされたり
管仲にはまんまと逃げられたりと
結構さんざんなイメージがあったのだが、
今回はジャイアン楚王に金魚のフン状態の他の諸侯と違って
真っ当なことを言ってたので、だいぶポイントアップした。
・それにしてもなんかこの諸侯の集まりって
同窓会というか忘年会というかパーティーというか
妙にフレンドリーな感じで始まるのが面白い。