東周列国・春秋篇06

これも当たり前ではあるんだけど、
人間模様を描くのが趣旨だから
このドラマでは実際の戦争シーンはほとんどありません。
大半は台詞で説明されるだけです。
でもそれで全然OK。やっぱ人と人とのやりとりが楽しいんだよなー。

第六集 管仲拝相
〜宰相管仲


連称兄妹と公孫無知のクーデターの後、斉の国は混乱に突入。
三人とも殺害され、公子の糾と小白はそれぞれ魯と呂の国へ亡命した。
公子糾には管仲、小白には鮑叔牙という師がいた。
二人は無二の親友でもあったのだけど
これによって結果的にそれぞれの公子と共に道が分かたれることになった。

悪者のいなくなった斉では新しく王を立てることになり
二人の公子がその候補者だ。

止まるな走れー って、おい…@@

魯と呂から斉へと急行する途中で
小白と鮑叔牙を見つけた管仲は
イキナリ小白を射殺という過激な手に出るが、
天の助けか小白は無事だった。
カンチガイした管仲と公子糾、魯の軍勢がノンビリ飯食ってる間に
小白はさっくりと斉の国王に収まってしまったのだった。

こうなると魯としても二人がいるといろいろ厄介なわけで、
引き渡すくらいなら後顧の憂いを断つ為にSATSUGAIしてしまえ
ということで糾は処刑されてしまう。

それにしてもなんでわざわざこんな凝った処刑方法を…

すんでのところで管仲は鮑叔牙の遣わした湿朋に救出され
斉へ連れて来られた。

管仲は糾を救えなかったことを嘆いてやる気がないし、
さらに小白も当然の如く管仲がかつて自分を射殺しようとしたことを
根に持っているのであったが、
管仲の才に絶大な確信を持つ鮑叔牙はがんばって説得し
結果として管仲は小白に破格の待遇で宰相として迎え入れられたのでした。
メデタシメデタシ。

あんたほんまにエエ人や

---------------

・冒頭のあらすじで流れが解説されてしまったため
出来レースというか予定調和っぽい感じがしないでもなかったのだが、
頑として管仲を勧める鮑叔牙の熱意と根気に
恒公だけでなくこちらまでのっくあうとされてしまったのだった@@
このところドロドロした話が続いていただけに
こういうストレートな美談は気持ちがいいね(笑)

・鮑叔牙の言葉に賭けて身をとして管仲を救った湿朋は熱かったが
この人はここで退場なのだらうか?
まあ明らかに矢が刺さりすぎであったが
どうもこの後もまだ生きていて登場するとかいう噂もあるようなないような。
わかるのは次回以降か。

・時系列的に今回は前回のすぐ後だったので
見覚えのある人物が出てきてたのも楽しい。
管仲殺害を進言してたあの施伯というおっさんは
前回「責任をハッキリしろ」って言いに来てた人だね。

・冒頭で語られたように
自分の出世よりも国のことを考え
親友の管仲を正しく評価していた鮑叔牙が今回の一等賞だったが
同時に鮑叔牙の言を受け入れ過去の恨みをさっぱりと捨てた恒公も
器が大きいすごい王様だということだ。
ここまでのところ管仲の才能がどれだけスゴイのかということが
具体的に我々に対しては描かれていないので
共感という点ではまだ一歩足りていないが
それは次回に期待だ。
中国ドラマ / 東周列国・春秋篇 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
<<上海家族 | ホーム | 東周列国・春秋篇05>>
コメント
ああ、このエピソードも
知ってるなぁ、とか思いながら見てました。いや、細かいところはあんまり覚えてないんですが……

>なんでわざわざこんな凝った処刑方法を…
これは引きました(^^; しかも充分状況が想像できる形で処刑シーンを見せるし(^^; えぐいよぉ

無二の親友であり、お互いに相手の力量を認めあう間柄だから、敵対した場合の怖さというのも分かる、ということなんでしょうね。
小白(恒公)の器の大きさというのも、管仲は認めていて、それでもなお、自分の主は公子糾であると定めて、彼が国王になるために力を尽くす。
また、それを分かった上で、味方にすればこの上なく心強いということなんでしょう。
忠義だけでも、実力主義だけでもない、という春秋時代らしいエピソードだと思います。
by: うちゃ * 2008/07/13 22:22 * URL [ 編集] | page top↑
>うちゃさん
確か管鮑の交わりって何か他のおはなしでも引用されてた記憶があります。
(三国志だったかな?@@)
でもちゃんとエピソードそのものを観たのは私は今回がはじめてでした。
で、そんな言葉や故事が残っているように、
やっぱりこの二人のお互いを認め合った関係というのは、すごく良いですよね。

>処刑
ま、まあ、ぷちんと一瞬で終わるだけ、まだマシかも知れません(^^;
しかしほんと、昔っからこの手の残虐な処刑法は枚挙に暇がないですな…
by: Manbo * 2008/07/13 22:51 * URL [ 編集] | page top↑

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://khazad2.blog98.fc2.com/tb.php/173-dab4e3cb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |

プロフィール

Manbo

Author:Manbo
主に武侠ドラマ/古装ドラマの感想ブログです。
---------------------------

「ツンデレ美少女」と「ツンデレ頑固親爺(髭あり)」では割と迷わずに後者を選ぶような人間です。頭を使うのはとても苦手なので思ったことをそのまま書き散らしているようなことが多いです。
古い記事でもコメントなどおきがるにいただけるととても喜びます

現在鑑賞中

→大唐游侠伝


→《放置中》海神
→《放置中》馬鳴風蕭蕭 (中文版)

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

雑記帳

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブログ内検索

リンク

RSSフィード