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ほとんど各話感想の中に書いたので
今さら改めて書くこともないのですが、
まあいちおうまとめということで。
歴史ものだし、別にネタバレとかいうことも特にないかな。

全体の総括としては、かなりドラマとして面白かったです。
これはもともと私が歴史モノが好きということ
そしてチンギス・ハーンが好きという前提があってのことかも知れませんが。
逆にいえば、そのどちらかに該当する人なら間違いなく楽しめると思います。

それから、日本語版の字幕はかなり個人的には良かったという点も付け足しておこう。
DVDの字幕は中国語も表示できるのでさらにポイントが高いです。


・音楽
音楽に関しては特筆するほどのものはないですが、
でも印象に残らなかったというわけでは決してなく
モンゴルが舞台ということで中国のものとはまた違った独特の曲が多く、
場面場面を盛り上げてくれた。
特に馬頭琴…かな、たぶん。を始めとする民族音楽調の曲はやっぱりイイ。
戦争の場面でかかるコーラスがアーアーいう曲もカッコいい。
あと成吉思汗即位の時にかかったいつもの曲の歌付きバージョンも感動したし…
あれ? そう考えると音楽結構良かったのかも。

強引にまとめると「劇伴曲の力で感情が揺さぶられる」というような使い方は
あまりされてなかったですが、全体として耳に残る小気味よい音楽が多かった
って感じでしょうか。
良くも悪くも大河ドラマらしい音楽だったな。


・アクション
武侠ものではないので、どちらかというと演出のほうになりますかね。
戦争シーンは当然、題材が題材なのでたくさんあるんですが、
どちらかというと「戦闘をメインに書く」つもりは
なかったんじゃないかなーという印象。
戦場の激しさというのはワーワーギャーギャーという喚声にあわせた
アップの構図で馬刀をズバズバ振るう…という定番の描写で表現はされていましたが、
戦闘そのものではなく、やはり「激しい戦いでした」という事実の表現として
尺が割かれている
のではないか、と。

なので、観ていて楽しいかというと、実はそれほどでもないんですよね。
それなりに戦場での陣形とか、戦法とかいったものも
表現しようという意欲はあったみたいですが
(例えば敵を両翼で押さえている間に、本隊が敵陣の中央突破を図る…みたいな)、
「絵として」それだけでわかるかというと、ちょっと難しいかも。
それから、これはCGなどを使わないという以上は
どうしても限界があることだとは思うんですが、
「三国演義」の時にもあった「数字の上での兵数のスケールと
実際の画面上の兵士の数に隔たりを感じてしまった」というのは
このドラマでもありました。
脳内補完フィルタを働かせて「画面に映っているのは戦場の一部」と認識したり、
あるいは「映像はイメージです」という風に認識するよう努力したり…
といったことをすれば、まあ気にならない程度のレベルではあるんですが。
やっぱあくまでメインはアクション描写じゃないしね。


・キャラクター
これはあくまで「歴史大河ドラマ」ですので、
キャラクター主導で物語が動く…というものではありません。
その辺を差し引いて考えても、
個々のキャラクターはそれなりに魅力的に描かれていたのではないかと思います。
やっぱりこの辺は、小説などの活字媒体とは異なり、
実写において生の俳優さんが演じているというのが大きいところですね。
そこまで特徴的なキャラクターが多いわけでもないんですけど、
見た目や演技といったトータルな雰囲気において
臨場感や親近感といったものを抱かせてくれるのに
一役も二役も買っています。

キャラクター主導ではないので、
割と何の説明もなくいつの間にか舞台から消えちゃってたり…
といったこともあるんですが、
まあこれはテムジンを主役とした歴史モノであるという以上は
避けられないことなのかな。
いちいち一人一人の死まで描いてるわけにもいかんだろうし。
具体例を挙げるならモンリク父さんとかジュルチェディ叔父さんとか
ダイルウスンなんてのもそうでしたっけ。
あと古いところではブイルク汗とかもいつの間にか消えてたな(笑)

それから、キャラクターつながりでもう一つ書いておくと
NHKの大河ドラマにありがちな時代背景を無視した不自然な男女同権強調…
みたいな描写は当然のことながら全くなく、
むしろきちんとその時代に即した自然な形で
「女性の強さ」というものが描かれていたのも印象的だ。



・ストーリー
これまた実際の歴史をベースにしたドラマなので
純粋な意味でのストーリーという点では評価云々ではないかも知れませんね。
でも、歴史ドラマとしてはこれまで何度も書いてきた通りかなり楽しめました。
ぐいぐい引き込まれて続きが気になって観ていった感じ。
それはやはり、上の項にも書いた通りに
個々の登場人物の魅力が大きいかなーと思う。

チンギス・ハーンを主人公として描いた物語なので、
30集の冒頭にも書いた通り
そもそもカッコいい大汗を見たいというのが鑑賞の動機だったのだけど、
実際に始まってみると次々と魅力的な人たちが出てきて
テムジンが時には霞んでしまったくらいだ。
尤も、そういうのを全部ひっくるめて
「俺のナカルになれ」って相手を受け入れられる器だからこそ
見てて安心してられるってのは確かにあったかな。

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