第十七集 札木合(ジャムカ)の最期を送る◎できごと1204年テムジン42歳
ナイマン族を破ったテムジンはタヤン汗の宮殿に入り、
タヤン汗の配下であった学者のタタトアを家臣に加えて
将たちに文字を学ばせると同時に、
モンゴル独自の文字の開発を行わせる。
トクトア親子と共に敗走していたダイルウスンとフランの父娘は
このままの逃亡生活に先行きを見出せずにテムジンの下へ投降。
フランはテムジンの妃として迎えられた。
部下の奴隷に裏切られたジャムカは捕らわれてテムジンの下へ送られる。
すでに二人の道は重なることはなく、
テムジンはジャムカを彼の望みに従って処刑するのだった。
アルタンとフチャルも投降し、再度テムジンの配下に加わろうと望むが
聞き入れられずに彼らは処刑された。
◎かんそう・草原を制覇したテムジンが
いよいよ最後の残っていた仕事を片付けるまでの話であった。
今回も相変わらず冒頭の語りがうまい。
見事に全部言い表してるよコレ
・展開としてはゆっくりめであったが、その分
描くべきところをじっくり描いたという印象かな。

やはり全てのしがらみを捨てて
子供の頃に帰った二人が馬乳酒を酌み交わす姿は
涙無しには見れないね。

こんな無邪気な表情のテムジンは久しぶりに見た。
この後、再び可汗の現実に引き戻されてしまった後の変化とか
当たり前なのかも知れないけど、中の人の演じ分けに舌を巻いてしまう。
・ムカリはカチウンが死んだことを告げるにしても
もう少し時と場所を考えてはと思った。
よりによってジャムカの死のあとでボロボロの時に言わんでも…(^^;
・今回は草原の敵がいなくなり
モンゴル帝国としてこの先、外へと進出していくのだなという予感が
端々から感じられる回だった。
いつまでも草原の族長と子分たちをずっとやってるわけにもいかないってことか。
でも可汗

校長先生をきどるのもいいけど、あなたも勉強しなくていいんですか?(笑)
◎簡単に人物まとめ・タヤン汗(写真下)

これはひどい@@
・グルベス妃
この女狐、処刑しないんですか?@@
というか、ジュルチェディ叔父さんにあげるって約束は…
・テムジン
このエロおやじめ@@
「英雄、色を好む」なんてこの場合冗談にもなってないぜ。
まったくしようのない人だ。
・ナヤア
ナヤアが面白く見える理由は首が短く見えるからだとわかった。
今回は職務を遂行しただけなのに
美女に目がくらんでおかしくなった可汗に咎められ災難であった。
ま、とりあえず後には引きずってないっぽいから良いが。
可汗め、ちゃんと謝れよと思わず突っ込んでしまった。
・ベルグテイ
似合ってないなこの格好(笑)
それにしても、可汗もそうだが
どいつもこいつももうちょっとナカルを信頼しなさいよ…
今さらナヤアが可汗に逆らうようなことをするわけないでしょうが@@
・ジキクドクウ
こいついいキャラになったなぁ。
他の連中より明らかに頭の回転が速いってのが
言葉の端々に現われてるのが実にイイ。
可汗は彼をシャーシャオヅ(アホの子)呼ばわりしていますが
あんたも昔はこんなもんだったよ(笑)
・タタトア
この人もある意味「芸は身を助ける」のパターンで勝ち馬に乗れた。
やはり一芸に秀でているというのは
乱世を生き延びるために大事なことだ。
・ダイルウスン
特に芸がない場合でも
「きれいで性格のいい娘がいる」パターンなら老後は安泰だ。
娘は「私もずっと可汗のことを」とか言ってたけど、
なんだかんだでこれまでも
ケレイト族のテムジンへの攻撃に反対の意を示してたりとかあったし、
まるっきり口だけってわけでもないのかな。
・ジャムカ
一時はしがらみを捨てて子供に戻れたとしても、
進んでしまった時計は元には戻らないのであった。
例えテムジンは許したとしても、
ジャムカは自分自身を許せなかったんだよね。
最期はお互いの憎しみがなかっただけに
けじめとしてこうならざるを得なかったというのはあまりにも悲しい。
・アルタン(写真左)
・フチャル(写真右)

早馬が来て、助けてもらえるのかと思ったら
結局処刑されることには変わりはなかったという(笑)
最初から最後までいいとこなかったなこの人たちは。