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2007.08.22 黄河大侠
黄河大侠
1987年

于承慧前輩の映画というと
「少林寺」「少林寺2(原題:少林小子)」「阿羅漢(原題:南北少林)」
などがありますが、
基本的に悪役だったり脇役だったりするのが悲しいところです。
でもこの映画では何と主演なのです。
そう聞けば観ない訳にはいられない…というわけで観ました。
ドラマではなく映画ですが、
カテゴリとしては武侠ものなのでこっちに書きます。

今回はネタバレなしで。


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あらすじ

今をさかのぼること千年前の戦乱の世。
黄河流域の陳西では段、柳、李の三人の豪族が覇を争っていた。
剣の達人・馬義はある時、妻と娘を殺され故郷を失い、
さらに彼の存在を危険視する李の差し金により
毒に中てられて盲目となってしまう。
敗走中の段を助けたことのある馬義は彼から恩人として迎えられ、
この争いの渦中に身を投じることになるのだが…


馬大侠
もうなんつーか、とにかく于承慧前輩の映画でした。
何しろ主演ですよ。脇役とか悪役じゃなくて主演です。格好良すぎる。
キャラクターの雰囲気的には「用心棒」とか「椿三十郎」の三船敏郎に近いかも。
どことなく影があってクールなんだけど
たまにニヤリと微笑むとやたらと味がある、みたいな。
まああくまで雰囲気で、キャラクターそのものは全然違うんですけどね。
愛する家族を失った盲目の剣士…という設定だけで美味しいです。

して殺陣に関しては言うに及ばずです。
TVドラマ版「七剣~」で見せてくれたあの超絶アクションを
90分間たっぷり味わえます。
アレを観た後でこっちを観てみるとわかるんですが、
当たり前ですけど于承慧前輩の使ってる剣術が同じなんですよね。
両腕を広げて剣を持ってないほうの手を開いたあの独特の構えとかが
こっちではしょっちゅう見れます。
動きのほうも同じ。ダイナミックで見ごたえのある剣劇に加えて
敵も剣だけでなくいろいろな得物を使ってくるので
一粒で二度も三度も美味しい感じです。

もちろん主人公以外の人のアクションもなかなかのものです。
みんなよく動きます。
主人公の馬義を大哥と慕ってついてくる弟分の車天は
ぴょんぴょん飛び跳ねる身軽な動きがなかなか見ていて楽しかったし、
あと特筆すべきは最初の合戦シーンにおける馬上の一騎打ちでしょうか。
馬を並走させながらガンガンと槍を打ち合うのはかなり迫力がありました。
つーか、これ87年の作品なんですが、
少なくとも一騎打ちに関しては普通に
94年のドラマ「三国演義」よりクオリティ高いですね(^^;

トーリーはこの手のアクションものにしてはなかなか頑張っていました。
少なくとも一連の「少林寺もの」に比べるとずっと武侠ものらしくて
底の深さがある…というか、以前書いたように「アクション主体」ではなく
ストーリー主導で、その中にアクションが見せ場として盛り込まれているといった印象です。
終盤の展開~最後の終わり方はいかにも武侠ものだなーといった感じですね。
こういうのは欧米の映画ではなかなか無いんじゃないだろうか。
この余韻が私はとても好きです。

いうわけでこれはかなりオススメ。
于承慧前輩が好きなら迷わず観ましょう。
ただ、古い作品なのでDVDは出ておらず、媒体はビデオしかありません。
(DVD出して欲しいなー。)
品揃えの良いレンタル屋に運が良ければあるかといったくらいなので、
あとはレンタル落ちのビデオを購入するのが確実かつ手っ取り早いです。
今ならかなり安く手に入りますしね。
このへんこのあたりで。


ほんとは紹介のためにもうちょっと画像を使えたら良かったのですが、
以前OSを再インストールして以来
ビデオキャプチャーボードのドライバを入れ忘れていたので
こっちのほうはまた後ほど追加します。

しかしこの映画を撮った時から二十年経ってるというのに
全く動きが劣化していないというのも凄まじいですね。
武術の達人の爺様というと個人的に男のロマンな気がしますが、
この方はリアルにソレなんだからたまらんよなー。

相変わらずナチュラル髭が素敵すぎる。
そして眉も髭もつけてない計春華は辛龍子にしか見えん(笑)
(今回は眉と口髭をつけてましたが)

ちんぴら
ほんとこの人年齢不詳だよな…

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