第十六集 王汗と太陽(タヤン)汗の死◎できごと1203年テムジン41歳
ケレイト族内部に入ったカサルと外からの挟撃により王汗の軍は壊滅する。
ナイマン族を頼って落ち延びる王汗だった
ナイマン族の軍に捕らわれ、間者と勘違いされたまま殺害されてしまった。
王汗と別れたサングンもまた部下の裏切りによって殺される。
1204年テムジン42歳
タヤン汗は南のオングト族と呼応してテムジン打倒を図るが、
オングト族はテムジンを自分たちと同様に金の臣だとみなしてモンゴル族に協力する。
この機にテムジンはナイマン族討伐の軍を興し、
ナクヤの大戦にて敵を撃破するのだった。
◎かんそう・最後に残った大勢力のはずだったナイマン族だったが
内部が腐りきっていたため、かなりあっけなく片付いてしまった@@
・前から気になっていたのだが、基本的に騎兵はみんな馬刀を使うんだよな。
形からもわかるように、これはズバズバと切り裂くための武器なんだけど
リーチの点ではどうなんだろう。
特にソロデンの矛を使ってるテムジンを見てもそう思う。
まあ象徴的な意味もあるのかも知れないが…
あと耐久性の問題とか、騎馬隊がぶつかりあって乱戦になったら
取り回しのいい馬刀のほうが有利ってこともあるんだろうか。
草原の人たちは馬の扱いスキルがだんちだから、
得物が刀でも馬上から多少身を乗り出して歩兵をズバズバ切りに行ける
=槍のような長いリーチはそれほど必要ない、ってことかね。
・それにしても、わざわざ回りくどいことをして
カサルを投降なんかさせた割に
結局その場でいきなり襲い掛かったのにはちょっと笑ってしまった。
てっきりもうちょっと潜伏させておいて土壇場で裏切るのかと思ったよ(笑)
なんか普通にドドドドッて攻撃を仕掛けても
たいして変わらなかったのでは…という気がしないでもないが…
ケレイトの陣営を油断させる、もしくは本隊が近づくまで気を引いておく
というのが目的だったのかしら。
・でも王汗の人の善さにつけこんだ作戦で、ちょっと気分が悪くはあるよね(^^;
そもそもカサルの家族は王汗の手中にあったんだから、
相手がその気になればもっと非道な策を取ることも十分出来たわけで。
(いわゆる人質作戦とかね。)
やはり繰り返しになるが、王汗の人の善さが災いした。
◎簡単に人物まとめ・王汗
なんだか哀れな最期は言うまでもないのに加えて
亡くなったあとまで扱いが不憫で
本当にかわいそうになる。やれやれ。
でもキリスト教徒としては間違った生き方ではないのかもな。
どうぞ天国で幸せになってください(-人-)
ところで、今回サブタイトルは「王汗とタヤン汗の死」だったんだけど
タヤン汗も死んだの??
・タヤン汗(写真右)
・グルベス妃(写真左)

こいつらもう駄目だ…orz
グルベス妃って先王・タヤン汗の父の妃だったんだよな。
それを息子がそのまま妃として受継ぐって
いったいどういうアレなんだろう。本当に気持ち悪いな。
(なんかどこかで似たような話を聞いた記憶もあるが…)
・サブラク
親子二代に渡って仕える老将というのは
個人的には好きなパターンなんだが、
二代目がこんな風に終わってる場合は本当に哀れだ。
こういう人はもはや戦場に死に場所を見つけるしかなかったのかも知れない。
・タタトア
タヤン汗の側近。
基本的には命令をこなすロボット以上の役割は持たされていないようだ。
・ブヤンシバン
オングト族の長の息子。
妙ないきさつでテムジン軍団のところへやってきて
気がついたら娘婿になっていた。
・ジュチ(写真右)
・チャガタイ(写真左)

やっぱりどうもこの二人はダメダメ感が漂っているんだが…
仮にもテムジンの息子だってのに
その他一般の突撃型の将と同じことしか言えないんじゃ
話にならんでしょう。
・ジュルチェディ(写真左)

温厚なジュルチェディ叔父さんは
みんなからこんな風に笑われても決して腹を立てたりはしないのだ。
この辺が決定的に他の親族の連中とは違うところかも知れないな。
・ジャムカ
S気質のジャムカはアホの人・タヤン汗を脅かすことに
新たな楽しみを見出したようだ。
なんか最近のこいつはキャラクター的な立ち位置が
いろいろとよくわからなくなってきている。
いい加減にもう賞味期限切れって感じかのう。