成吉思汗15

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草原の覇者となるまでにテムジンは幾度か惨めな敗北を味わった。
敗北するたびに、彼は東部の草原に撤退し、
体勢を整え、敗北から教訓を学び、再び離散した民を集めた。
この草原に誕生した英雄は、草原に育まれ守られながら
草原の帝国を築き上げたのだといえよう。
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第十五集 講和交渉決裂

◎できごと
1203年
テムジン41歳
東へと撤退を進めるテムジンはケレイト族とひとまず講和するべく
ベルグテイとゴルチを王汗の下へ遣わす。
一時はうまく行ったかに思われた交渉だったが、
その後のサングンの独断による追撃のために両者は決裂する。

王汗の頼りなさに業を煮やしたジャムカらはケレイト族乗っ取りを企むが
事前に発覚、止むを得ずナイマン族の下へ走る。
しかし放浪に疲れたダリダイは他の三人から離れた。

大きな痛手を受け、意気消沈するテムジンの前へ
かつて金の使者として出会った耶律阿海らが現われる。
テムジンに惹かれ、配下に加わりたいと申し出る彼らを
改めてテムジンは迎え入れるのだった。


1203年 秋
力を取り戻したテムジンはケレイト族との戦いの前に
カサル親子を降伏と偽り王汗の下へ送り込む。
王汗はこれを受け入れるのだが、
そのことは彼の弟ジャカガンボを大いに失望させ
ダイルウスンと共にナイマン族の下へと出奔させることになった。



◎かんそう
・前回被った大ダメージを受けて、
今回はテムジン再起編といった感じでした。
まるでお話みたいに都合がよく新たな助けが来るものだとも思ったけど
ほんとにそういうことが起きてしまうのがまた英雄たるゆえんなのか。
(まあドラマとしての脚色もいくらかあるのかも知れませんが。)

・基本的にドラマはテムジン中心で周るんだけど
今回はこの前ちょっとあったカサルとタタール族の関係で
独自に話があったのがなかなか新鮮で楽しかった。

・あとやっぱみんなで地面に丸くなって座るのは楽しいね。
これこそ草原の人という感じだ。

・ジャムカ軍団はほんと落ちぶれまくっとるな。
なんかナイマン族が駄目っぽいのはスデにわかっていたことだが、
見たまんまのバカ殿を目の当たりにしてもはや笑うしかなかった。

三人の洗礼式はあまりにシュールで
笑っていいものか、嘆くべきなのか、
そこまでしてテムジンを憎む彼らの執念に舌を巻くべきなのか
頭が混乱をきたした@@

・そろそろケレイト族&王汗も終わりの時が近づいたようだ。
なんかもうほんと最近は王汗が不憫で仕方が無い。
なまじ人の善いおじいちゃんって感じなだけにね。
ヒタスラ周りの連中の悪意に翻弄されてしまっているな。



◎簡単に人物まとめ


・耶律阿海(写真中央)
・耶律不花(写真左)
金に滅ぼされた遼国の契丹人。
以前は怪しまれてあっさり追い出されちゃったけど、
やっぱり苦しい時に来てくれる人こそ信ずるに値するということか。
ヨカッタヨカッタ。

・鎮海(サウテイ)(写真右)
この人が出てきたことによって、一気に世界観が広がった気がする。
それにしても、王汗は聖書物語なんかしてたのか(^^;
まあ実にらしいと言えばらしいな。




・ベルグテイ(写真左)
・ゴルチ(写真右)
王汗を泣き落としに来た二人組。
ベルグテイがこんなに演技の出来る子だとは思わなかったが、
まあ必ずしも演技というよりコレは気持ち的には本心からのものだからなぁ。
相変わらずの弁舌爽やかなゴルチは言うに及ばずだ(笑)



・サングン

あなたはどこのメンヘルですか@@
こんなゴミ息子で、父ちゃんがひたすら可哀想だ。



・黒髭

タタール人だがいいやつだ。
カサルにはまたテムジンと違った魅力があるんだよなー。



・ダリダイ

悪人にはなりきれないところが、いかにもこの人らしい。
いい歳こいてあんまり後先考えずに行動して
あとで後悔するというタイプなのね。
まあ、あのイェスゲイパパの兄弟だからな(笑)
テムジンがもう一度受け入れてくれるとはちょっと思えないが、
とりあえず入信の儀式は免れたので
ジャムカ軍団の中ではまだ勝ち組といえるかも(笑)


・アルタン

なんかフロリダかどこかの刑務所に普通にいそうなんですけど。。。




・タヤン汗(写真右)
・グルベス妃(写真左)
ナイマン族の長とその妃。
なんかタヤン汗ってどこかで見た顔な気がするんだけど…ハテ?
それにしてもこの人たちっていったい
どういうアレでキリスト教に帰依しとるんだろう?
明らかに聖書の「せ」の字も理解してないっぽいんだが(笑)

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