第十三集 乃蛮(ナイマン)族との戦い◎できごと1202年テムジン40歳
オノン河駐営地へ軍を率いて帰還するテムジンだったが、
ダリダイもまたテムジンからの扱いを快く思わずに出奔していた。
カダアンと出会い説得されたボルテは、
テムジンがこの遠征中に迎えた二人の新しい妃に対するわだかまりを捨てることを決める。
また、長年ホエルン一家に付き従ってきたゴアクチンが老衰のため死去する。
一方、行き場を無くしたフチャル、アルタン、ダリダイの三人は
王汗の食客となっているジャムカに遭遇し
ケレイト族に一時的に身を寄せることにする。
1202年 秋〜冬テムジンはキヤン族の兵二万と王汗率いるケレイト族二万の合同で
草原に残った最後の敵・西のナイマン族に当たる。
しかし初戦で相手の様子を見ておき夜襲を仕掛ける作戦のはずが、
王汗がジャムカらの諫言に惑わされ撤兵。
テムジンも撤退を強いられることになった。
ナイマン族は撤退する両軍のうち、勢いに劣るケレイトを追撃。
窮地に陥った王汗は止む無くテムジンに援軍を要請し、
テムジンは周囲の反対を押し切りこれに応えるのだった。
◎かんそう・今回もつなぎの回という印象だったかな。
ジャムカ、ダリダイ、アルタン、フチャルと
王汗との訣別の支度は確実に整ってきてしまいつつあるという感じか。
・それはそれとして、やはりテムジンさん一家のホームドラマ…というか
女たちの間のいろいろな人間模様も見ていて楽しい。
基本的にみんな人間が出来ているから
ストレスなく見ていられるというのが大きいね。
・「王汗を助けるのは親子の情でも目先の利のためでもなく
当面の敵をひとつ減らしておくためだ」と言い切ってしまうテムジンは
ずいぶん腹芸を身に付けたなと驚き&感心だ。
とりあえずジャムカはシカトするが(笑)、
ダメ親戚三人相手にも腹芸を使ってみせるのもまた良い。
・それにしても例によって息子たちはどうも器の大きさが感じられないというか、
ほんとにオゴタイ以外は戦バカって感じだな(苦笑)
まあまだ若いことだし、これから学んでいくのかも知れんが…
・ゴアクチンは前にも書いたけど
本当に長い間ずっと忠実にホエルン一家についてきてくれていた
おばさんだったから
やはり最近めっきりボケた上に影も薄かったとはいえ、感慨深いものはある。
それにしてもこの冒頭のナレーション
毎度毎度、直接的にその回の内容に言及はしていないというのに
ほんとうに的確にその回の内容を言い表しているなぁ。
◎簡単に人物まとめ・カダアン
言っちまった(笑)
カダアンすごいよカダアン@@
ほんとアホ駱駝の世話で苦労したんだねT_T
それにしてもとても39歳には見えないというのは
今さら突っ込んだらいけないお約束か。
・ボルテ
ボルテも決して嫌な娘ではないのだよね。
とりあえず可汗、そんなことまでボルテに話してたのか
といちおう突っ込んでおこう。
・テムジン(写真右)

まったく、このお方は…(笑)
・モンリク(写真左)

今回の遠征では留守番なのかな。
何だかんだで公の場でないところでは
テムジンが未だにちゃんとモンリク父さんと呼んでいるのはうれしい。
・ココチュ
で、その息子(笑)
ココチュは一体どこまで逝ってしまうのだろうか。
(いや、別にシャーマニズムを馬鹿にしているわけではないんですが。)
・王汗
ちゃんとまともなことを言ってるぞ…と思ったんだが
疑心暗鬼には勝てなかったようで…
ジャムカはまさに毒蛇だな。
あなたの前にいるそいつはサタンの化身ですよ!
・ジャカガンボ
その弟。
優柔不断気味な兄と手のつけようのない甥っ子を持ったおかげで
板ばさみになって苦労する常識人。
ごくろうさまです@@
テムジンもいらなくなったものはちゃんと自分で始末しましょうよ。
ぽんぽん捨てたり他人に押し付けたりしたらいけませんよ@@
・サブラク(写真中央)

ナイマン族の将。
なかなか有能な人物のようだ。
・クチュリュク
ナイマン族の長・タヤン汗の息子。
なんかもう初登場時からすでに駄目っぽい。
落ちぶれて風前の灯火なトクトア親子からも
駄目っぽいと思われているありさまだ。
・ダイルウスン
メルキト族の首領でケレイト族に降伏したらしい。
確かジャムカの十二路連合の時にもいたな。
しかしこいつがここにいることには
何か意味があるのだろうか…??