あらすじ郊外の廃屋で待つ穆親子のところへ来た康がたずさえていたのは
別れを告げるという惜弱からの手紙だった。
鉄心は妻がそんなことを言うはずがないと信じ再度趙王府へ忍び込む。
父を追って来た念慈は衛兵に発見されるが、康が彼女を匿った。
しばしの甘いひと時にひたる親子二組。
しかし召使いから事が露見し、鉄心は妻と娘を連れて趙王府を脱出する。
迫る追っ手の金兵の中にはこれを指揮する完顔洪烈の姿もあった。
妻に戻って来いと訴える完顔洪烈。
しかしあくまで鉄心と共にあることを望む惜弱の前に
趙王として完顔洪烈は部下に攻撃命令を下すしかなかった。
絶体絶命のその時、一陣の烈風と共に丘処機と仲間が助けに入る。
楊鉄心との十八年ぶりの再会を喜ぶ丘処機であったが多勢に無勢。
駆けつけた康は二人の父の間でただうろたえるばかり。
不肖の弟子に鉄槌を下さんと再度戦端を開く丘処機だったが
鉄心の叫びが一同の戦いを止めた。
妻と再会できただけで満足だと言い残すと、
彼は手にしていた槍で自らの命を絶った。
惜弱はその槍を引き抜き、後を追うようにして自らもまた自害した。
こうして事態は収束した。
一行は二人の亡骸を弔い、完顔洪烈は趙王府内の牛家村の家を燃やして嘆く。
18年前に交わされた勝負の約束は
郭靖と楊康の義侠心は比べ物にならぬということで丘処機が負けを認め、
さらに江南七怪と友の契りを結んで終了となった。
集まった七怪と郭靖、それに道士たちの前で
丘処機は彼が楊康を指導するに至った経緯を話し始める…
Pick Up
康儿の表情は硬い…

もうちょっとマシな嘘を書こう

これは康自身の気持ちであることは言うまでもないですね。
これまで人に嘘をつくことを平気としてきた彼が
この混乱を打破するために出した答えはやっぱり嘘をつくことだった

引け目を感じていないわけではないのですが…

だからこの念慈の糾弾は的外れなのだ。

これもやっぱり母ではなく自分の気持ち


この時点ではまだ念慈はいくらか楊康を理解してはいるようです。
念慈にとっては同様に鉄心が自分の育ての親ですからね。
でもやっぱり心中の葛藤がどうあれ結果として楊康の行いが
納得のいくものであるかというと、そうとは言えない
念慈が楊康を責めるのはそれ故でしょう

やはり会いに来てしまった鉄心
でも、衛兵の目は節穴か?!

その頃楊康も念慈と安らぎの時を…

逃げる三人
ここで楊康が二人を行かせたのは
差し迫った事態だったからというのもあるかも知れませんが、
念慈とひと時を過ごしたことでいくらか内面に変化があったからかも知れない

絶体絶命


完顔洪烈が熱い
結局、惜弱にとっては彼は一度も夫ではなかったのだ
与えても報われぬ愛とはなんと哀れ
彼の真心は我々視聴者にもよくわかっていますから一層痛々しいです。

さっきの覗き見&告げ口といい余計なことしやがってと思うけど
この人、前回何もしてないのに誰かさんに腕の骨折られた
かわいそうな過去があるからなぁ(苦笑)

見ていられません。
あわやここまでかと思われたとその時…





きたー!!!

彭連虎の奇襲もあっさり撃退!
さすが武闘派!

これだけでもヤバイくらい興奮なのに
さらにもう一人、人外的な反則技で騎兵をなぎ倒す影が

人物紹介を見るとこの人は全真七子の一人・劉処玄のようですね。

思いがけぬ再会
他人の墓を勝手に作りなさんなとは言いますまい

ナメられてますぜ、師兄

「あんたの*かわいい*弟子にやられたんですよ!」
まったくひどい目にあいました
皮肉のひとつも言う権利があるのは当然です

あのクソガキめが!
まったくしようもない師匠だ

もう一発小畜生(シャオチョーシャン)


うろたえることしかできない


感極まって叫ぶ鉄心さんが熱い

でもこちらももっとも…

この台詞にはやられた
鉄心さんがいたら間違いなく息子は
こんなことにはなっていなかったでしょう

ここで一皮剥けられないというのが
楊康が反主人公すらもたりえないところか


ここでも丘道士は剣を振るうことしか…



微笑みあう夫婦

これまで幾度となく見てきた光景ですが
やはり運命は定まっていた
満足して逝けたのがせめてもの救いです


そして惜弱もまた…
最後まで彼女は母親ではなく女でした

武侠世界のお約束

長い台詞だけど見事に言ってのけています
ああ涙が止まらない

そこへ七怪たちも…
役者が勢ぞろいします

最期に間に合って本当によかった
郭靖が真っ直ぐなところが本当に救われる場面です

さ、最後まで言い残してから逝ってください、楊伯父さんT_T

言葉もない丘道士…

しかしさすが十八年ということで
この人も老けましたね

かわいそうな完顔洪烈
やっぱり横恋慕がそもそもの間違いだったか…

劉道士が帰って代わりに馬道士が来たみたい

この人はこの人で実に単純明快な世界に生きているんだよね(苦笑)

郭靖が誉められたり認められたりすると
やっぱり見ているこっちもウレシイ

せっかく馬道士とまた会えたのに
台詞がないのが悲しい

さすがにあの醜態のあとでは
康を弁護しようもないね

完全にアイデンティティ崩壊した康
でも逃避するばかりではどうしようもないですよ

実に的外れな批判

冒頭のやりとりではまだいくらか理解を示していた念慈ですが
さすがに義父の死は決定的だったようです。

母に礼をして去って行く康が物悲しい

相変わらず短絡的だなぁ

念慈なりのけじめなのかも知れません

王道士は台詞があってよかった
さて、たった三日の教えだけで
念慈に父を超えるほどの技を仕込んだ達人とは
はたして何者なのでしょう?@@

「あの小畜生めが!」
苦々しく訂正する丘道士がオイシイ

やっぱり丘師兄よりも知性的な王道士

「あんな馬鹿者だとわかっていれば最初から苦労して探さなかったものを」
そ、それは問題発言では@@

大師父がまるで良識人みたいな台詞を…
まあ丘道士の前では誰でもそうなるのかもね(笑)

おい@@
と突っ込んだところで次回へ…
第三部クライマックス
こうして二人は共に天に還りました…
前半の山場のここは正直、泣いてしまいました。
幸薄い鉄心さんの満足げな表情と
無言で微笑みあって死んでいく二人に完全にやられますT_T
まさかのところで助けに入る全真教も最高。そこで来るか!って感じです。
そんでまた王道士と違ってはなから戦闘モード全開で敵を圧倒する丘道士も最高。
話の縦糸と思われていた江南七怪との勝負もあっさり決着してしまい
(当初は最終回あたりにこの対決が来るのかと思ってましたよ)
物語はこの先の第四部・江湖放浪編へと続いていきます。
結局のところ、何が一番の発端だったのかと考えると
もちろん完顔洪烈の横恋慕ということもあるのですが、
それ以上に惜弱さんが最後まで「母親をやらなかったこと」に
問題があるのではないかと思います。
最後の最後まで彼女は息子に言葉のひとつもかけてやれませんでしたし、
女として鉄心について行っただけでした。
もちろんそれを責めることは出来ないのですが、
あるいは完顔洪烈に対して遠慮もせずに康ときちんと母子として接し合っていたとしたら
この先の展開、もしくはここまでの展開はだいぶ違ったものになっていたのではないでしょうか。
康が鉄心を父と認めないことについて嘆いた惜弱でしたが
「この子を育てるため」と言っていたのに実際には育ててはいなかったわけですから
そうなってしまったのもある意味当然です。
まあ、子供をちゃんと育てなかったのは父親である完顔洪烈にも責任はありますが。
そんな立場から一方的に康についてくるように言ったところで聞くはずがありません。
まさに康の気持ちも考えてあげなさいというものです。
だからこそ康の自主性を尊重してやる鉄心さんがまぶしく見えました。
まあ最後までその気持ちに殉じて逝ってしまった以上は
これ以上はとやかく言いますまい。
本来であればアイデンティティの崩壊と母親の喪失、という壁を乗り越えて
自己を確立していくべき康なのですが
さて、この先彼がどうなるか、そして念慈との関係はどうなるのかという点については
また追々見ていくとしましょう。