成吉思汗04

英雄には試練が付き物なのであった。
しかし相変わらずドラマとして面白い。
 
第四集 鉄木真(テムジン)の危機


◎できごと
1178年
テムジン16歳
タイチウト氏族の追っ手から家族を守るため
テムジンは捕らわれの身となる。
テングリへの生け贄として処刑されそうになるが
辛くも窮地を脱し、タリグタイの臣ソルカン・シラと
その息子チラウンの手を借りて逃げ延びる。
その晩、オルベイ妃が老衰により死去。


1181年
テムジン19歳
徐々に力を蓄え、勢力を増していたテムジンは、
金兵の捕虜となっていたジャルチウダイと
その二人の息子、ジェルメ、スブタイ、
それにその道連れクビライらを助け出し仲間に加える。
さらに婚礼のためボルテを迎えにオンギラトの元へと向かっていた。

一方、タタール族のジャリンブカはこのことを察知しメルキト族を訪問。
首領トクトアを焚きつけてテムジンを攻撃させようと目論むが…



◎かんそう
・テムジン危機一髪!@@
といった感じの今回であった。
つーか本当、とんでもない綱渡りをしてますな。
だがそれでも不思議と天の助けや人の助けで乗り越えてしまうところが
英雄の英雄たるゆえんなのかも知れん。

・悪い奴はとことん悪い奴なんだけど
善い人はとことん善い人なんだよなぁ。
人の情けが身に沁みるとはこのことよ。

・「矢は身を守るための二本だけです。たくさん渡すと戦いたくなるでしょう」
ってやりとりは何だかとても好きだな。
テムジンのことを小主人と呼んで敬意は払うソルカン・シラさんなんだけど、
孩子とも呼んでやっぱり「子供に対する大人」という立場でも接してるんだよね。

・「死ぬ時はテムジンに導いてもらうよ」とか
ちゃっかりとんでもないことをぬかすババ様はまさに大往生だった(笑)
まったく最期まではためいわくな因業ババアであったな。

・そしてついに第三勢力・金が本格的に物語に登場してきた。
やっぱどうもこの連中にはいいイメージが全くないな。
それにしても、角付きヘルメットを見ると
観てる方も一発で金兵だとわかっちゃうのは面白い。



◎簡単に人物まとめ


・ソルカン・シラ(写真右)
タイチウト氏族、タリグタイの部下。
今回の善い人。
結構危険を冒してまでテムジンを助けてくれたばかりか
ちゃっかりトドに罪をなすりつけたりと
なかなか機転も利く大人なオッチャンだ。

・チラウン(写真中央)
ソルカン・シラの息子。
確か後にテムジンの配下になるんだよね。
やはりお父さんがしっかり者だと息子もちゃんと育つようだ。

・カダアン(写真左)
ソルカン・シラの娘。
羊毛に隠れた仲でテムジンとちょっといいムードになったのだが、
状況的にそれどころではなかったのである。



・トド

元イェスゲイの護衛、現タリグタイの部下。
こいつは嫌な奴ではあるんだが、
要はひたすら小物ってことなんだよな。
小物ならではの悲哀というのも今回よくわかったので
あまりボロクソに嫌うのは止めておいてやろう。
まあこういうタイプはたいてい「身から出た錆」的に
因果が巡り巡って哀れな最期を遂げるパターンが多いのだが。
(あとチャラカ爺爺を殺したことについては情状酌量の余地は無いな。)



・タリグタイ

タイチウト氏族の首領。
ばあちゃん死んじゃった。
演技で泣いて鼻水まで流すのはちょっとすごい。感服した。
(もちろん、タリグタイ本人は演技なんかじゃなくて本当に泣いてるんだけどね。)



・ジャルチウダイ

前回テムジンに見逃された借りをキチンと返して
羊毛の中のテムジンをかばってくれるなんて、
このおっさんやはり意外といいやつ?
なーんて思ってたら、金兵にとっ捕まった経緯を経て
結局テムジン配下に加わった。
本人は打算でやってるわけではないんだろうけど、
こういう風にうまい具合に立ち回って
結果的に勝ち馬に乗れた…というようなおっさんは好きだ。




・ジェルメ(写真中央)
ジャルチウダイの長男。鍛冶職人。

・スブタイ(写真右)
ジャルチウダイの次男。鍛冶職人。
兄貴より年上に見えるのは髭のせいか?
あと中の人、よく見たら「射雕〜」の三師父だよコレ@@

・クビライ(写真左)
ジャルチウダイ親子の連れ合い。
ちょっと紛らわしいけど
テムジンのお孫さんの同名の人とは別人だ。当たり前だが。



・ジャムカ17歳(写真左)

ジャダラン人。テムジンのアンダ(義兄弟)。
要所要所で登場してテムジンを助けてくれている印象だ。
中の人が少年編から変わってないようにも見えるけど
髪型が同じだからってだけで
たぶんちゃんと変わってるはず。

三度もアンダの契りを結んで
これだけ仲が良かった二人なのに、やがて将来は…と考えると
やっぱり今から気分が沈むなぁ。




・ゴアクチン(写真右)
イェスゲイの女従。
無事戻ってきた息子を抱きしめるホエルンママを見てもらい泣き
やっぱいいオバチャンだ

・イェスゲイの第二夫人(写真左)
やっぱり名前は出てこない(笑)



・テムジン19歳

ついに中の人が真打ち・巴森さんになったのだが…
うーむ、やっぱ髭がないとちょっと違和感が@@
改めて見ると、16歳バージョンは子供らしさを残しつつ
発展途上な若き英雄としての気高さのある顔って感じで結構好きだった。
まあ早く慣れることにしよう。



・ベルグティ@1181年

下手すると兄貴より年上に見えるんだが、髭のせいだな多分。
かつてのスネ夫状態だった子供時代に比べると
もうすっかり立派にテムジンの弟分って感じになってるのが
なんとも感慨深い。



・ボオルチュ@1181年

ナクゥバヤンの子。テムジンの最初の仲間。
三年前からホエルン一家と一緒に生活するようになったのだ。



・カサル@1181年(写真左)

テムジンの二弟。
使い勝手の良い二弟という立ち位置は変わらずのようだね。



・ボルテ20歳

オンギラト族デイ・セチェンの娘。
あんな風に共同生活期間をほっぽって帰っちゃったにも関わらず
ちゃんと婚約は生きてたってんだから、
デイ・セチェンさんが善人でよかったというところだ。



・ジャリンブカ23歳

タタール族首領。
メルキト族を扇動しようと企む。
父親とやってることが同じだな(笑)



・トクトア

やっぱりこの人がメルキト族の首領だった。
メルキト族の場合は、モンゴルキヤン族ではなく
イェスゲイ一族への恨みということなのかな。
これはどっちでもいいような気もするし、
その辺をうまい具合にタタールに利用されているような気もする。



・カアダイ

メルキト族の将。




・クド(写真右)
メルキト族首領トクトアの息子。

・ダイルウスン(写真左)
メルキト族の将。



・チルゲル

メルキト族。
あー、チルゲルってホエルンママの前夫チレドの弟か!
あまりに久しぶりの登場なんで
最初、アレとコレがイコールで繋がらなかった。
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