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中央電視台の連続ドラマ三国演義
「第四部 南征北戦」の続きということで
いよいよ最後の山場。
劉備やその他の宿将を失いながらも
なお中原奪回&漢室復興を志す諸葛亮が
国運を賭けて蜀の大軍勢を率い漢中から北へと進軍する
北伐編がはじまりました。

まあ今さらネタバレもクソもないですが、
この北伐は全五回に分けて敢行されるのですが
結局は目的は果たせず志半ばに諸葛亮はその寿命を終え、
そして度重なる遠征で疲弊しきった蜀の国は大いに国力を消耗し
いずれ魏に併呑されることになる…というのが大筋の流れです。
この報われない運命が先に待ち受ける中
先帝・劉備の恩に報いるために必死に足掻く諸葛亮
そしてそれに対するは新たに魏の国で台頭する司馬懿
この二人のキャラクターが実に興味深くドラマを牽引してくれます。

てなわけでとりあえず前半の五話分をまとめてアップ。


第68集 出師北伐
諸葛亮、出師の表を上書きし、北伐に向かう

ちょっと目を離した間にグダグダになりかけている兆しの見える蜀の宮中が
劉備存命の頃にはどう考えてもありえなかった孔明の前に立ち塞がる壁となっているわけなのですが、
こうして見るとやはり劉備があってこその一枚板な蜀だったんだなーと実感する。

孔明の北伐無理押しというのも大局的に見ると
明らかに勢力の大きい魏に単独で仕掛けようとすること自体アレなわけで
臣下の人たちの反対も尤もな話ではある。
ただ、もともと蜀を建国した理由が
魏(曹操)の好き放題に天下を蹂躙はさせないぞ、ということであった以上
とりあえず天下三分できたから
あとは個々に国力を蓄えて適当にやっていければいいや…という風にも
いかなかったのかも。
つまり、劉備が死んで夢破れた時点で
スデにもう先はなかったということか。

そんな劉禅の暗愚ぶりに比べると
新たに即位した魏の曹叡はずっとマトモに見えるのだけれど、
やっぱりあっさり孔明の計略にのせられて司馬懿を解雇してしまった。
司馬懿は魏の恩義に報いるために頑張っていただけなのにこの仕打ち
これから先の展開は、そんな司馬懿がいかに主君に絶望し
最終的に自ら国を率いようとするに至るのかという過程を見ていくのが
一番興味深いかも知れない。
同じように愚かな主君に頭を押さえられて
結局大業を果たせずに没した孔明と
この辺は考えてみると実に対照的だ。



しかし趙雲は70近い老将軍になってしまったのだが
それに対して魏延はほとんど老けてないなw
あいかわらず子龍は歳をとっても変わらぬ安定したスペックの高さだな~
と思って見ていたらいきなりピンチになっていたが…

まあ考えてみるともともとこのドラマ
キャラクター主導で物語が動いていた…というわけでもなかった気がするので
今くらいのあっさりした流れでも別にそれほど問題はないのかも。
趙雲の監軍についた鄧芝の中の人がまたもや入れ替わっていたのには
さすがに苦笑したけどw



第69集 収姜維
諸葛亮、天水にて姜維を得る

孔明の遺志を受け継ぐことになる次世代の英雄・姜維の登場ということで
さすがに中の人もなかなか格好良い。
このまま変わらなければいいんだけど(笑)
姜維ゲットはいいけど
母親を盾に取るというやり方は卑劣…とは言いますまい。

で、最後は孔明が老人虐待をして終わった。

年長者を敬うのが儒教の訓えではなかったのか@@
(追記:と思ったが、孔明って法家だから別にそんなのカンケーなかったのか…)

王朗の糾弾自体は至極真っ当なものだと思えるので
孔明がどう答えるのか気になってたんだが、
結局天命云々や大義に関しては見事にスルーし
問題を王朗への個人攻撃にすりかえられた。
見事なまでの詭弁だw



おじいちゃん可哀想に…
この屁理屈大王をまともに相手にしようとしたのが運の尽きでした(-人-)
またあの阿呆が屁理屈言ってら、ハハハと流すくらいでないとね。



第70集 司馬復出
司馬仲達復権し、蜀軍迎撃に出陣す

司馬懿(スーマーイ)が復活してしまい
孟達の反乱計画はしくじるべくして失敗、タナボタ式中原一挙制圧作戦も頓挫
そして街亭守備に馬謖の起用というバッドエンドフラグが立ってしまった今の状態は
見ていて結構つらい。どうしてこうなってしまったのか…

魏延もこのところ何かにつけて孔明に反論し
地味にバッドエンドフラグを積み立てているようだし…
でも司馬懿に孔明の性格が読まれていたことを考えると
魏延の奇襲作戦もあながち悪いものではなかったんだよなー。
やっぱ一般的な評価に言われてる通り、諸葛亮って人は
今ひとつ臨機応変さに欠けていたのかも知れない。
そんなところまで地味に描いているのがこのドラマの良いところだ。

前回であっさり馬超の病死も伝えられていたし、
経年劣化により蜀の人材の層が薄くなったことも
最終的な北伐失敗の原因の一つだったのかも。



この物語最後の顔有りキャストである司馬懿は
これまでの人物とはまた違った独特の印象がある。
妙に体が細くて顔が大きく見えるし、その中でも耳が大きい奇妙な風采だ。
首がグルリと真後ろに向くらしいというのもこの頭なら納得だな。
(もちろん実際には中の人の首はまわらないだろうけどw)
ものすごく頭がいいのだけど、腹の内は徹底的に隠すという辛抱強さは
同じく最終的に戦乱の世を制した徳川家康をどこか髣髴とさせる。
冷静に見るとぜんぜん違うんだけど。
でもやっぱり最後に勝ち残った人というのはどこか共通点があるのかも。
個人的に家康は大嫌いなのだけど、
司馬懿のほうはこのドラマを見ている限りでは
なんだかそうでもならなくなりそうだ。
そう感じる原因ってたぶん司馬懿のほうは
あくまで魏に忠義を尽くそうとがんばっていたというところにあるのかな。



第71集 空城退戦
空城での奸計を脱し、泣いて馬謖を斬る

馬謖先生やっちゃったって感じ

でもやっぱそれで「斬!」ってのはあまりにもどうかと…(苦笑)
ミス自体は致命的とはいえ、今回の敗戦で
本人としても学ぶものは山ほどあっただろうし
ミスは今後自分で責任を持って取り戻してください~ってな感じのほうが
ずっと良かったんじゃないかなぁ。
敗戦の度に将軍を責任とって殺してたらそのうち一人もいなくなるよ(笑)
この辺からもキマリに忠実すぎるあまり融通の利かない諸葛亮…てのが
描写されてるような気がする。

あと明らかにそんな重大ポイントに馬謖を起用したこと自体に
今回の一番の責任があるよね。
まあ自分でも言ってたけど。
だからこそなおのこと馬謖を切って仕方がないと思うんですけど…
どうせ自分も降格してくれ、なんて上奏したところで
あんた以外に丞相の役割を出来る人はいないんだからさw

そんな感じで馬謖の株が急転直下した代わりに
そのフォローにてんてこまいの堅実な王平さんのほうは相対的に上昇した。
こんな風に今まであまり馴染みのなかったような武将にも
いろいろスポットライトが当たり魅力に気づかせてくれるというのも
このドラマを見ていて良かったなと感じるところだ。

とはいえそんなスーパー丞相・諸葛亮も
今回は珍しくかなりギリギリだったようで、
前回書いたように司馬懿が慎重な孔明の性格をわかっていたおかげで
なんとかハッタリ作戦が成功したな。
結果的にハメられていたとはいえ琴の音から孔明を読む司馬懿は格好良いし、
真相を知ってなおニヤリとし「妙(ミャオ)…」と諸葛亮の智謀に感嘆するようすも
実に不敵で良い。

そして最後にあっけなく老趙雲が逝ってしまった。
まあさすがにもういいお歳だったしなぁ…
他の五虎将に比べると割と安らかな最期を迎えられたとは思うのだけど
それでも無念だっただろうことには違いない。うーむ。
こうしていよいよ人材不足が深刻に…



第72集 司馬取印
諸葛亮、司馬懿、宿敵相対す

やっぱり諦めきれない諸葛亮は
国力いっぱいいっぱいなのに無茶してまた北伐を企む…のだけど
(とりあえずちゃんと兵糧は確保してから遠征に出ようよ)
冒頭の趙雲の幻を見る場面ではちょっとウルっと来る。

老趙雲のこの寂しげな表情が実に良いのだ。
いろいろな人の想いがこうして託されて残るのだけれど
結局それが果たされずに終わってしまうところに
やはり物語としての物悲しさ、重厚さがあるのだろう。

前線の叩き上げ連中からは嫌われ者の司馬懿(スーマーイ)は
本気で辞退したいのかそれとも腹芸なのか
とにかく結果的に曹真に非を認めさせた上で丸く全権掌握した。
この人の本音はどっちなんだろう@@

それはそうとして、そろそろ「諸葛亮は全て読んでいたのだ」な展開が
ちょっとおなか一杯になってきたような…
つーか、二郡をそんなにあっけなく落とせるなら
なんで陳倉であんな無茶な力攻めを…

人がゴミのようだ
やっぱり雑兵には絶対なりたくないね@@

しかもなんか陳倉を落としたことになってますけど、
コレ、本来なら落としてないのでは…???
攻めあぐねて結局兵糧が尽き、撤退しようとしたところで
張郃の追撃を受けて撃退…ってのが
第二次北伐の本来の筋だったと思うんだが、
ドラマで改編が入ったのか。
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