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2010.09.12 大明王朝29
物語的にはそろそろひとつの転換期です。
全体の尺からしても、ほぼ三分の二に来たわけだもんな。


第二十九集 風波の収束

◎できごと

・結局一連の事件について、皇上は趙貞吉&譚綸の供述書を採用。
事件に「直接」関わった鄭&何その他には処罰が下るものの、
厳世蕃を始めとする朝廷に巣食う汚職に関しては不問とされた。

・厳派は事態をかき混ぜた海瑞に制裁を加えるべく、
まず斉大柱に倭寇内通の嫌疑をかけることにした。

・高翰文は罪を許されて翰林院に復職し、
芸娘は一人江南へと帰っていった。

・軍費補填のために鄢懋卿が塩税取り立てに浙江へやってくることになった。

・海瑞と王用汲を守るために趙貞吉と譚綸は浙江からの異動を取り計らったが、
逆に海瑞は厳派の足元である分宜への転属を願い出た。




◎人物まとめ

++++++<朝廷>+++++++

・嘉靖帝(かせいてい)皇上


++++++<朝廷>裕王派++++++++

・裕王(ゆうおう)嘉靖帝の第3子
・李妃(りひ)王妃
・徐階(じょ・かい)内閣次輔

・高拱(こう・きょう)〈字:粛卿〉戸部侍郎
・張居正(ちょう・きょせい)〈号:太岳〉兵部侍郎


+++++<朝廷>厳派+++++++++

・厳嵩(げん・すう)内閣首輔

・厳世蕃(げん・せいばん)〈号:東楼〉吏部工部侍郎
・羅龍文(ら・りゅうぶん)通政使
・鄢懋卿(えん・ぼうけい)刑部侍郎


+++++<朝廷>宦官+++++++++

・呂芳(りょ・ほう)司礼監 掌印太監

・陳洪(ちん・こう)司礼監 秉筆太監
・黄錦(こう・きん)司礼監 秉筆太監

・馮保(ひょう・ほ)東廠提督 太監

・高翰文(こう・かんぶん)もと杭州知府
・芸娘(うんじょう)妓女

+++++<浙江>++++++

・胡宗憲(こ・そうけん)〈字:汝貞〉浙直総督
・戚継光(せき・けいこう)〈字:元敬〉台州将軍
・斉大柱(せい・たいちゅう)戚継光配下の百戸長

・李時珍(り・じちん)医師

・譚綸(たん・りん)〈字:子理〉参軍、浙江按察使
・趙貞吉(ちょう・ていきつ)〈字:孟静〉浙江巡撫

・海瑞(かい・ずい)〈字:汝賢〉〈号:剛峰〉淳安知県
・王用汲(おう・ようきゅう)〈字:潤蓮〉建徳知県


・鄭泌昌(てい・ひつしょう)もと浙江巡撫
・何茂才(か・ぼうさい)もと浙江按察使兼布政使

・楊金水(よう・きんすい)もと江南織造局 監正

・朱七(しゅしち)錦衣衛

・田有禄(でん・ゆうろく)淳安県丞

・徐(じょ)もと按察使千戸長
・蒋(しょう)もと按察使千戸長




◎かんそう

がっかり審理編

・ん?
「まだ封も切ってない」とか言って、
すでに読んでませんでした?
読んでたよね??
読んだから「新しい証言がプラスされてた」とか
内容も知ってたんだよね?
てか
挿入された白黒回想でもそうだったけど
呂芳も読まされてたもんな。

厳嵩と徐階を前にしてのポーズか。
それにしても
しれっとした顔で「誰も読んでない」とかよく言うよ…

・とはいえ燃やしちゃうってことは
結局この問題はやっぱ流しちゃうってことなのか。
(厳嵩をかばうということであり
徐階としては、せっかくの前回の進言もだめだったということだ。)
要するに
表向き鄭&何だけ処分して
それ以上の問題には踏み込まないで済ましたということか。
やっぱ釈然としないよな。

・それで終わってれば平穏だったのに、
厳おじじ、
鄢懋卿を派遣して塩税徴収とか、
さらに斉大柱を突いてくるとか…

それを聞いてのニートの表情は、
「早速よくやるよ」って呆れ顔か。

そうよね、倭寇内通とか、その辺の真相はスデに海瑞の上奏書に書かれていたもんね。
で、この場合、実際に皇上が読んだかどうかは別として
目の前で「開けてないよ、見てないよ」って宣言して焼き捨てた以上は、
見ていないということになるわけだから、
こんな風に突いてくるという手もアリになるわけだ。


+++++++++++++++

裕王府はんせい会編

・結局
現状ではそこまで徹底的に厳派を追い詰めるつもりはなかったってことだよな。
ニートとしては。

・あんなパフォーマンスをやってみせれば、
さすがの徐閣老も海瑞の上奏書が開封されてないことを
信じちゃうのね。
(本当のことを知ってるのは皇上本人と呂芳だけか。)

・高拱さん相変わらず熱い…
この人も基本的に一本気ないいひとだ。

・浙江と北京
地理的な距離があって
状況把握に差があるので
誤解や齟齬も生じるというのが面白いね。


++++++++++

さよなら高翰文編

・というか高翰文は
いまさら翰林院に戻りたいなんて思うのかな。
田舎戻って暮らすとか言ってなかった?
いや、それとも、沙汰としては「翰林院で好きに研究暮らししてて良いよ」ってことみたいだから
願ったり叶ったり的なところではあるのか?

・二人は何も関係がないって聞かされて
呆気に取られる黄公公がかわいいw

・そして結局お互いに思いあっていながらもすれ違う高翰文と芸娘。
ばかね高翰文、へんな意地張るから…
沈一石とよく似てるわ。
まじめがすぎるというか、
器が小さいというか…
まったく好きあってるなら一緒になっちゃえばいいのになぁ。
不器用で意地っ張りなひとたちだよ。

・陳洪はどんどんダメになっていくなw

・かたぎの人にすごくやさしい黄公公が印象的。
呂芳もそうだったけど。


++++++++++++++

あとしまつ編@浙江

・これで、
ひとつのフェイズが終了か。

・鄭&何は
当然というべきか
自宅にはそんなにたくさんは隠していなかったわけね。

・結局
朝廷からこういう勅旨が下るってことは、
海瑞にとってはのれんに腕押しな無力感、徒労感なわけだ。
そりゃなにが功績だってとこだよな。

・ちゃんと海瑞&王用汲のやってしまった上奏について
フォローはしてくれてる趙巡撫と譚子理。
裕王派の面々の心配は取り越し苦労だったといえる。

・腹黒どもは金を隠し持ってるというのに
そこは放置して民からさらに取ろうとするってんだから
そりゃ海瑞にしたらブチ切れるわな。

・鄢懋卿が来るってことを伝えて
その対抗のために海瑞を引きとめようってことなんだろうけど、
逆にそれは海瑞にとっては
なんで自分以外の者はやらんの?!
という怒りだよな。

で、またへそ曲がりだから
守ってやるという心遣いはうっちゃって
逆に自分から敵の懐へ飛び込んでいってやるってんだから(^^;
趙巡撫としてもだめだこりゃと提灯も投げてしまうというものだ。
さてどうなることか…

 
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