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2010.03.22 江山美人

☆☆☆
2008年 
原題:江山美人
邦題:エンプレス~運命の戦い~



中国戦国時代。趙国と戦いを繰り広げる燕国の王が討たれ、死ぬ間際に側近の将軍、雪虎を後任にすると告げ、伝家の宝刀である飛燕剣を王女・飛燕児に託す。雪虎は家臣たちの言い分を退け王位継承者に飛児を選ぶが、王の甥で野心家の胡覇将軍は彼女の暗殺を企み刺客を放つ…。
(めんどいのであらすじは引用)
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あいかわらずな邦題については、もはや突っ込みも虚しいということでスルーします。
英題は「An Empress And The Warriors」です。
古代中国の春秋戦国時代が舞台ということになってはいますが、
ほぼオリジナルの仮想戦記と捉えて問題ありません。
そんな感じの、古装大作アクション映画でした。

とりあえずネタばれなしのアウトラインに関してですが、

・目当てのキャストとしては、趙王役に張山

このblogでは何度も名前が出てきますが、「三国演義」の趙雲から始まり
「尋秦記」の李牧将軍とか、最近だと「赤壁(レッドクリフ)」の黄蓋とか、
まあとにかく私が結構好きな演員さんです。

あとは燕の重臣・滕伯常役に「大旗英雄伝」で夜帝やってた寇振海でした。

おひさしぶりな感じですね。

まあどちらも役柄的には、それなりな感じでしたが…

・レオン・ライはなんだかんだでイケメンだな~(それでいて役柄通りに朴訥な感じがちゃんとするのが良いな)とか、
ドニー・イェンはあいかわらずだな~とか、
主人公・燕飛兒役の陳慧琳(ケリー・チャン)、
確かにきれいなことはきれいでした。
などなど、メインキャストに関してはそんな感じ。

・絵の上では、やっぱ映画は資金が潤沢でよろしいなぁ、と。
普段テレビドラマの映像ばっか観てるから、余計そう感じるんですかね。
「あー、今日はがんばって脳内補正フィルタで生温かく見たりする必要、ないんだなぁ」みたいな(笑)
三国無双の実写的な大立ち回りも、映画ならではですね。
ロケーションやセット等、このあたりはまさにそれでこそ大作系映画というやつでしょうか。

++++++++++++++

・というわけで、全体としては、良くも悪くも平均点な作りの大作古装映画でした。
時代考証とかをあまり考えなければ、突然すごい斜め下にプロットが進んでいったりすることもなく、
調子コイてる章子怡にイラついたりするようなこともなく、
それなりに安心して観れる作品だったのではないかと。
キャストに惹かれるものがあればどうぞ、という感じですね。
時間は90分ちょいとそんなに重くないもの好いです。


↓以下ネタバレ込みで



ネタバレなし部分の続きですが、
・陳慧琳、確かにきれいなことはきれいなんですけど、
なんか、、、
これ本人が声当ててるのかな?
声質が薄いというか、細いというか。
凛々しくタンカ切るような場面でも、キーキー叫んでるようにしか聞こえなかったというのが、
ちょっと苦しい感じだった。
立ち姿なんかは様になってるんですけどねぇ。

・ドニー・イェンの脱衣には爆笑しました。
やっぱ脱いだほうが強くなるのか。


++++++++++++++++++

・ストーリーに関して

突っ込むのが野暮な感じではありますが…
とりあえずこれ、元凶は慕容雪虎じゃねえか?
コイツがヘンに公主を立てるとかやらんできちんと自分の責務を全うしてれば
最初から話は丸く収まったのでは…

・冒頭の燕王暗殺の場面は、「グラディエイター」をちょっと思い出した。
まあいくつかある物語テンプレートの一つではある。

・燕飛兒の王位ボイコット&出奔については、
いちおう趙との関係にきっちりケリをつけた上でのことだから、
そんなに責める気は起きない感じだ。
まあ胡覇とか、そういう不安要素はきっちり始末しておこうよという気はするが…
とはいえ、それも難しい話か。

・最後は愛する人がみんないなくなっちゃって、一人寂しく、しかし毅然と…というのも、
すごく予定調和的ではあるな。良くも悪くも予定通り。
この流れなら無理に段蘭泉を殺さなくても良かったというか、
ご都合主義的に、最後戻ったら蘇生した…とかでもすっきり終わった気がするが(笑)
(それはそれで突っ込みどころではあるが、
その場合、「まあきれいに終わったから良いか」という具合に騙されることが出来るので、
後味としてはよろしい。)
(だってどっちにしてもいろいろ突っ込みどころはあったんだしね。)

・「王になるには戦の腕を」とか言い出して、
で、即席でなぜか武功の特訓が始まったのにはワロタ。
いや、あの~、戦の腕って、そういうこと以外にもあるのではないでしょうか(^^;
結局武功高強かい!という…
そもそも趙王もそうだったけど、
指揮官が単騎で突撃とか、ダメダメだろう(^^;

・細かいツッコミだが、段蘭泉のところへ戻ってセクースする場面で脱いだ飛兒、
背中の傷が跡形もないというのは…

・ハチがウジャウジャの場面は鳥肌が…

・セッティング的なもろもろ(地理、地形、技術、時代背景等については、
仮想戦記ものということで、案外割り切って観れた気がする。
というかこれに限らず、この手の古装大作映画はたいていそうだしね(^^;

・まあ副題に「An Empress and The Warriors」とあるとおり、
基本的には燕飛兒の物語として、ブレはなかったと思う。
そういう点では、軸がブレブレだったりする作品に比べて、ずっと良かったと思うが、
一方で、繰り返しになるが、良くも悪くも予想の範疇を飛び出るようなものが
特になかったということで、そういう物足りなさはあったのでした。



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