あらすじ宴を開いて金の使者二人をもてなすオン・ハーンであったが
ちやほやされるテムジンが気に食わないセングンは
勇士として席に呼びつけられたジェベに八つ当たりする。
テムジンはわざわざ退席してそんなジェベを自ら労い、
天幕の外で部下たちと共に宴を楽しむのだった。
トゥルイと狩りをして遊ぶ郭靖はセングンの息子トサカに言いがかりをつけられ
取っ組み合いの喧嘩になってしまう。
多勢に無勢で囲まれてたこ殴りにされる二人。
そこへ馬に乗った怪しい連中が現われた。
彼らこそ江南七怪。六年の間ずっと郭嘯天の妻とその遺児を探しつづけて
この極北の地までやってきたのだ。
子供が郭嘯天の子、郭靖であることを知り歓喜する江南七怪。
しかし改めて見ると郭靖は覚えが悪く、体も細い。
とても武術の素質がないと落胆する七怪だったが
まずは度胸、心根をテストすることになり
その晩に郭靖に一人で山の上まで来るよう申し付けた。
そして夜。
夜道を一人走る郭靖を影から見る目があった。
一方、山頂で郭靖を待っていた七人は
そこで奇妙な形に積み上げられ穴が開いた人の頭蓋骨を見つける。
恐れおののき狼狽しながら柯鎮悪は六人の弟に説明する。
これはかつて彼の兄弟子を殺して彼の目を潰した銅屍鉄屍、
黒風双殺という二人組の仕業だという。
中原の人里離れたこの山頂で死体を相手に彼らは
"九陰白骨爪"なる技の習得を続けていたのだ。
決死の覚悟で立ち向かう決意を固める江南七怪。
各々その場に隠れ固唾を飲んで待ち構えていると
はたして一人の女がその場に現われた。
黒風双殺の一人、梅超風だ。
木の上に隠れていた韓宝駒が最初に見つかり待ち伏せの作戦は失敗
戦いが始まった。
七怪を相手に一歩も退かない梅超風であったが
柯鎮悪の暗器による奇襲で目を潰され毒を受ける。
じりじりと七怪が敵を押していたところに
タイミング悪く黒風双殺のもう一人陳玄風と彼に追われた郭靖が現われた。
妻・梅超風の加勢に入った陳玄風は圧倒的な強さで七怪に襲いかかる。
韓小瑩をかばった張阿生は陳玄風の技をまともに受けて倒れ、
合体技の七龍出海もその鋼の体の前に弾き返されてしまう。
隠れていた郭靖も捕まり絶体絶命と思われたその時
陳玄風の腹に郭靖の短刀が突き立った。
梅超風は予期せぬ相手に致命傷を受けた夫をつれてその場から逃走した。
洞窟へと逃げてきた二人の夫婦であったが陳玄風の命の火は消えようとしていた。
陳玄風は最期に自分の肌に記した"九陰真経"を切り取るよう梅超風に言い残し
息絶えたのだった。
張阿生もまた死に瀕していた。
最期にお互いの想いを告白する韓小瑩。
そして郭靖は江南七怪の弟子となって武術を教わることを誓い、
五師匠となった張阿生に最初で最後の教えとして
「武術を学ぶのは困っている人を助けるためだ」と教わるのだった。
朝になり山を降りるとトサカがトゥルイに思い知らせるために
馬の大群をけしかけようとしていた。
現場に急行する郭靖と七怪。
逃げ遅れたトゥルイとコジンは間一髪のところで郭靖により助けられた。
トサカを叱りつけるオン・ハーンであったが
テムジンはそれをなだめ、逆にコジンをトサカの嫁としてはどうかと申し出る。
Pick Up・褒められてもあくまで謙遜してオン・ハーンを立てるテムジンというのが
今の彼の微妙な立場をよく表わしていて印象深い。
セングンなんかまるっきり大人気ないからね…
・テムジン配下の四傑

右からムカリ、チラウン、ボルジュ、ボロウル
こういうのはいかにも軍記ものっぽくて良いですね。
・セングンに八つ当たりされて、一人、テントの外でいじけて飲んだくれるジェベ
で、そこにフォローに自分も外に出てくる王様、

そしてみんなで乾杯、歌いだすというこのノリ!
たまりませんなー。熱いぜ!
・翌日
ジャイアンみたいな因縁のつけ方をしてきたトサカと
取っ組み合いの喧嘩になった現場にやってきた怪しい人たちなんですが、
でも大勢に囲まれてボコボコにされてるのに
「ガキの喧嘩など放っておけ」って去ろうとするのは
義侠の士としてアリなんでしょうか?(^^;
で、短剣を見ても、その後人違いかと危うく立ち去りそうになってるし…
あんたらどんだけ鈍いんだ(笑)
・とは言え…

ここは素直に感動T_T
ほんと絵になる場面の多いドラマだよ。
この後、持ち上げた郭靖をほっぽりだして喜びはしゃぐ駄目な大人たちの図にも笑います。
大人というより大きな子供。実にこの連中らしくていいなー。
本人、わけのわからない状態でもみくちゃにされて頭ピタピタ叩かれ放題の靖儿も良い。
ここは感動の場面だ。
・ようやく見つかったかと思えば、いきなりずっこけるし
「この子は素質がない」とか言われても

エヘヘ〜
素質がないだけじゃなくてこの子バカなのよ
いきなり「勝負は別の方法にしてもらおう」とかあきらめ早い6とか
それをさりげなく庇ってやる4とか、
何気に細かいところでちゃんとキャラが立っています。
・そして夜。
山頂の木の下で愚痴をタレる七怪の図はさりげないですが絵になってますね。
やっぱ七人色とりどりなのが楽しい。
・で、突然伝奇ホラーの世界に…

かなり頭が混乱します@@
・稲光と共に梅超風登場

アーアーアー♪
コキコキクキコキキ シャア!
この踊りのような何とも妖艶な動きとコキコキ音
怪しい音楽
登場してから数秒でキャラ付けが完璧になされました。
・次々に襲いかかる江南七怪の六人を翻弄
しかも逃げても空を飛んで追いかけてきます。

こわいよーこわいよー@@
ほんの数十分前には蒙古の男たちの大河ドラマちっくな
熱いやりとりが描かれていたことに対する違和感なんて
もうこの頃にはすっかり頭から消えてます。
・さらに陳玄風登場

なんかこういう悪役の怪人が夫婦というのは
妙に中国ものでは馴染みがある気がする。
ずっと昔に読んだ西遊記とかだったかな。
・そして出ました合体技!

やっぱ団体型のキャラクターなら合体技がないとね。
これはいわゆるひとつの人間砲弾です。
せっかくお披露目したのに効かなかったのはご愛嬌(^^;
・すんでのところで七怪と郭靖を救ったのは「楊康」の短刀だった。
あと梅超風が持っていた傷薬「九花玉露丸」は
この先も登場することになるアイテムです。
ここではさらに物語全体を通してのキーワードとなる「九陰真経」の存在も出てきますが、
この時点ではまだ名前くらいしかわかりません。
・で、一晩明けて

地平を埋め尽くす馬の群れ
これほんとに埋め尽くしてるんだからすごいよな…
トゥルイもびっくりです。
あと地鳴りの音でいち早く異変に気づくのがテムジンというのがまた
細かいながらもポイントだ。
・ギリギリで穴に落ちて二人は助かりました。よかったよかった…

って、なんでお前まで一緒に得意げな顔をしてるんだこら>トサカ
・しかしおじいちゃんにおしおきされてセングンが顔を曇らせるのを見て取ると
テムジンは場をとりなすだけでなく
「コジンをトサカの嫁に」とかとんでもないことを言い出し
テレビの前で視聴者があんぐり口をあけたところで〆。
相変わらず唐突だ…
相変わらず内容が濃い。
テムジンの男っぷりには実に惚れ惚れします。
兜で飲むのは汚いなんて野暮な突っ込みは削除。
そして江南七怪と郭靖の出会い
これも感動シーンです。
やっぱり時間の流れを意識させられるようなエピソードには実に弱いなー。
郭靖が武術の素質のない愚鈍な少年だという設定もまた良いね。
で、ここまでは前回からの流れで割と真っ当な歴史ものっぽくなっていたかと思えば
いきなり別世界へ(笑)
くらくらします。
しかも考えてみれば全くの偶然。
こういう展開が結構多いんだけど、慣れてくると全然気にならなくなるのは面白い。
とりあえずここでは梅超風の恐ろしさが存分にアピールされました。
すでに常識に近いことだと思いますが
このアーアーアーのテーマソングが流れるだけで梅超風だとわかる。
というか文字で見ただけで脳内でテーマソングが流れて
コキコキ音とシャー!の声が聞こえてきますが
それは全然普通のことなのです。
二人の死
わけのわからないままの戦いでしたが
悪役側にもちゃんと情が存在しているというのが良い
やはりこのドラマの魅力として
どのキャラクターも憎めないというところがあります。
…と言っておいてすぐになんですが
セングンやトサカみたいなのもいますが(笑)
五師匠の死もこれまたわけのわからないままでしたが
ここでもやっぱり感動
劇伴曲の効果も大きいと思いますが、
「クソ道士に負けるなよ」という台詞で
丘道士との約束というこれまた時の流れを意識させられる事柄について
言及されたためというのもあるでしょう。